これから自宅浪人を検討しているそこの方々!
決断する前に、是非本記事に目を通してみていただけますと幸いです!
自宅浪人経験者として、自宅浪人のメリット・デメリットをまとめさせていただきましたので、参考としていただけると嬉しいです!
自宅浪人から国立大学に合格した私ですが、結論から申し上げますと自宅浪人はお勧めできません!!
この記事では、自宅浪人のメリット・デメリットを基に
お勧めできない理由を詳しく説明します!!
見出し
0. 筆者のざっくり経歴
- 20XX年1月:センター試験を受ける。持ち前のメンタルの弱さで実力を発揮できず、点数が伸びず。
- 20XX年1月~3月:有名私立大学を受験するも、ことごとく惨敗。浪人が決定する。
- 20XX年3月:親からの反対を押し切り、自宅浪人を決意
- 20XX年4月~12月:自宅浪人生として、日々勉強の毎日 ←ここについて、今回は語ります!
1. 現役時代のセンター試験の成績 and 受験校一覧
本題に入る前に、現役時代の筆者の戦績を見てみましょう。
※結構昔のため、記憶を頼りに書いています。ご了承ください。
センター科目 | 点数 | | | 受験校 | 結果 |
英語 | 135 / 200 | | | 早稲田大学(基幹理工学部) | 不合格 |
数学I | 72 / 100 | | | 上智大学(理工学部) | 不合格 |
数学II | 62 / 100 | | | 青山大学(理工学部・物理科学) | 不合格 |
物理 | 76 / 100 | | | 中央大学(理工学部) | 不合格 |
化学 | 72 / 100 | | | 立教大学(理学部) | 不合格 |
国語 | 109 / 200 | | | ||
公民[政治経済] | 50 / 100 | | | 埼玉大学(理学部) ※国立枠 | 不合格 |
英語 - リスニング | 26 / 50 | | | - | - |
いやー、惨憺たる結果ですねー。特に文系科目の国語と公民。
「理解科目でカバーするから別に勉強も適当でいいかーっ!」と
驕ってた様子がうかがえますね。
2. 自宅浪人を決意した経緯
全ての受験校からの不合格通知を受けて浪人が確定した日、両親からは予備校に行くように勧められました。お金は気にしなくていいから、と。
ただ、予備校に行くのはかなりお金が必要なことは理解していたし、自分でバイトしながら予備校に通うのも自信がない、、、
何より、浪人してしまったのは完全に自分の努力不足、つまり自分の責任である、と感じでしまったので、自分でなんとかしたいという思いから、予備校には通わず、自宅浪人を決意しました。
3. 自宅浪人のメリット
自宅浪人には、以下のメリットがあったかな、と考えています。
もし趣味などがある方は、スケジュールコントロールさえしっかりできれば、
この期間を利用してたっぷり精進できる可能性があります!
また、最後の「背水の陣の~~」に関しては、勝手に私が感じていた気持ちですw。
やはり親の反対を押し切って自宅浪人をさせてもらっていたので、「これで失敗したらもう合わせる顔がないな、、、」という
気持ちを燃料にして、日々机に向かうことができました。
4. 自宅浪人のデメリット
続きまして、自宅浪人のデメリットについて記載します。
デメリットに関しては、ちょっと細かめに見ていきましょうか。
- かなりシビアにスケジュール管理をする必要がある。
私は浪人時代は毎日、翌日のスケジュールを立てるようにしていました。
具体的には以下のような感じですね。
勉強する内容 | 必要な時間 | スケジュール |
英語 センター過去問 20YY年度分 | 80分 | 9:00 - 10:20 |
(休憩) | 10分 | 10:20 - 10:30 |
↑の答え合わせ+解きなおし | 60分 | 10:30 - 11:30 |
(休憩) | 10分 | 11:30 - 11:40 |
数学I・A センター過去問 20YY年度分 | 60分 | 11:40 - 12:40 |
昼休憩(大体近くのすき家だった) | 60分 | 12:40 - 13:40 |
↑の答え合わせ+解きなおし | 60分 | 13:40 - 14:40 |
(休憩) | 10分 | 14:40 - 14:50 |
: | : | : |
上記のような簡単なスケジュールを前日のうちに作っておいて、次の日にその通りに実行する、ということを行う毎日でした。
もちろん最初のうちはスケジュール通り動けず、隙あらば怠けてしまう毎日でした、、、
2. 勉強のモチベーションを継続させる必要がある。
やはり毎日勉強漬けの日々だと、モチベーションを継続させることが難しくなります。
私の場合は土日は完全に休息日にしていたんですが、平日に計画したスケジュールを守れなかった場合は、どの分を土日に回して補う、、、みたいに自分を律することで、平日の勉強時間の間、モチベーションを維持させるようにしていました。
3. 勉強内容に関して、質問する相手がいない。
これはまあ想像しやすいと思うのですが、例えば数学の問題等で、回答に納得ができなかった場合でも、質問する相手がいないです。
これが結構辛かったりします。
4. 家族や友達から心配される。
私の場合は両親が共働きしていたため、私が毎日勉強しているかどうか、不安になっていたようでした。(まあそりゃそうだ)
そのため、夏ごろですかね、、、流石に心配した両親が、「頼むから模試だけは受けてほしい」と懇願してきましたので、その頃から模試は定期的に受けるようにしていました。
5. 完全なる孤独の基、1人で戦う精神力が必要になる。
自宅浪人中、ふと思うわけです、、、
「高校時代の同級生は、今俺が1人で勉強している間、キャンパスライフを謳歌してるんだろうな、、、」的なことを。
こういうネガティブな気持ちも含め、自宅浪人中はコントロールする必要がありますので、相当な覚悟・精神力が必要になります、、!
5. 2回目のセンター試験の成績 and 受験校一覧
地獄のような自宅浪人生活を潜り抜け、2回目の受験に挑んだ際の筆者の戦績を見てみましょう。
センター科目 | 点数 (去年の点数) | | | 受験校 | 結果 |
英語 | 192 / 200 (135) | | | 早稲田大学(基幹理工学部) | 不合格 |
数学I | 92 / 100 (72) | | | 上智大学(理工学部) | 不合格 |
数学II | 86 / 100 (62) | | | 慶応大学(経済学部) | 不合格 |
物理 | 92 / 100 (76) | | | 青山大学(理工学部・物理科学) | 不合格 |
化学 | 95 / 100 (72) | | | 中央大学(理工学部) | 不合格 |
国語 | 150 / 200 (109) | | | 立教大学(理学部) | 不合格 |
公民[政治経済] | 75 / 100 (150) | | | 獨協大学(英語学部) | 合格 |
英語 - リスニング | 32 / 50 (26) | 明治大学(理学部) ※センター受験 | 合格 | |
- | - | - | 千葉大学(理学部) ※国立枠 | 合格 |
センターの赤本を買って、それをひたすらやりこんだおかげで、センター試験は満足の行く結果が得られました。
一方、独学だとやはり私立大の入試等の対策はやはり限界があったのか、あまり結果は振るいませんでしたね。
なぜか受けた獨協大学(英語学科?)と、センター試験のみの形式で受験した明治大学、および国立大学である千葉大学には奇跡的に合格ができました!
まとめ:自宅浪人はあり?なし?
冒頭でも述べましたし、また、これまでの記事の書きぶりでも伝わっているかと思いますが、自宅浪人生活は決してオススメしません!
予備校に行くという選択肢が取れるのであれば、予備校に行ったほうがいいと思います。
筆者のセンター試験の点数の上がり方だけを見れば「自宅浪人でもいいんじゃね?」と思うかもしれませんけど、
予備校に行けばもっといい成績を取れたかもしれないしね、、、
ただ、「予備校に行けば必ず成功する!」というわけでもないですので、
予備校に行ったとしても、スケジュール管理能力・欲望管理は必要となってくる点は、
しっかりと認識しておいてください!
いずれにせよ、悔いのない浪人生活を送れるように祈ってます!
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました!